シュガー・ダンプリング
2021.04.11. 日曜日
何となく憂鬱に生きていた。
そんな憂鬱の中、辛い日々をなんとかしてわざわざ生き延びている意味とか、嫌いな人間のこととか、大学のやらないといけないことを何となく思い出して嫌になったりと
そんなことばっかりが頭によぎって、
『正直今死んでもいい、思い残すことも無いし、大した後悔も無い。すんなり受け入れれるなぁ』
みたいな思考に陥っていた。
でも死ぬ勇気もないので、とりあえず未来に楽しげな予定でも建てようともがいてみた。
GWにかるーい旅行に行くかもしれない。
今のとこ、わたしひとり。道連れが見つかったらその人と行くかも。
景色が綺麗で美味しいものが食べられたらどこでもいいな〜
とか思いながら色々と調べ物をするのは結構楽しかった。
しかし憂鬱はまたやってきて、そんな簡素な延命ばっかりして生きていくのか。
みたいな自問自答を繰り返していたり、、、。
一旦何も考えたく無い、でも何かしら人の声が聞きたい。
そう思い、最近存在を知った山下達郎のラジオをかけてみた。
なんでもスマホでできる時代。直ぐに聞くことが出来た。
そこで流れていたサム・クックというアーティストを何となくSpotifyで探して、聞くことにした。
そこから更に適当なアルバムを流してみた。
何も考えず、何を思うことも無く、機械的にそうした。
そこから流れた曲が本当に良かった。
英語で何を言ってるかわからないけど、涙は出る。
そうする内にどこからともなく元気が湧いてきた。
このなんでも出来てしまう生きにくい時代で、ようやく自分が本当に好きなものを思い出した気持ちになった。
生きるための正当な理由とか、自分の考えが正しいのかとかどうでも良くなった。
そこでハイロウズの好きな曲のフレーズを思い出す。
《何が正しいか知らない、何が楽しいか知ってる》
なんか難しいことを無理に解決しようとして頭抱えてたんだと思う。
私は音楽が大好きだ。
これからも私が生きていく日々は最悪で、辛く、苦しい毎日になるだろうけど、世の中には感動できる音楽はまだまだ残されている。
そんな音楽を出会うためにも、この延命活動を続けてみようと思う。
何が正しいかはわからないけど、何が楽しいかは再認識できた。
最後に私を救ってくれたアルバムのリンクを貼っておく。
今日も明日もお元気で。じゃあまた。