金曜日と亞種音開封。
2020/10/09(金)
私は日記をつける時間が22時~25時なので表記上日にちがややこしくなってしまうため、本日より日付をつけることにした。
このページには、太陽系亞種音の開封の模様が写真とともに掲載されています。
亞種音購入を控えている方や、到着を控えている方で、あまり製品情報を入れたくない方はブラウザバック推奨です。
私は嵐の中、金曜日を無事終了させ、土日を楽しむ権利を得ることに成功した大学生。
今日は午後のおよそ一時間しか大学に用がない金曜日だった。
さらに外はあいにくの雨。
バス停まで傘を差しながら自転車をこげるほどの量の雨風ではない。
バス停までは徒歩。
朝からかなり憂鬱だった。
そんな中で奴は私にエールを贈るべくして我が家に到着した。
太陽系亞種音/P-Modelである。
私が崇拝するミュージシャン、平沢進をリーダーとして活動していたバンド、P-Modelのおよそ20年分のCDBOXだ。
私はこの日を心待ちに日々を過ごしていた。
これを午前中に取り込んで、携帯に入れておけば、退屈な時間も心踊る時間に早変わりだ。
早速開封する。
本日はその模様を日記にしたいと思う。
なにやら怪しげなジッパー(?)から内容物を取り出す。
しっとりした質感がいかにも高級感を漂わせている。
すでにこのフィルムを剥がすことさえためらっていたが、剥がさないと始まらないため、勇気を出して剥がした。
そしてCDが入っている黄色い箱と、問題のシールだ。
界隈ではこのシールを巡って熾烈な討論が今も行われている。(すごく誇張した表現)
かなりしっかりと留められているため、腕に自信のあるものはドライヤー等で丁寧にはがし、そうでないものはハサミで安全にバッサリ切る。
相当悩んだが、黄色い箱の材質が紙であるため、そのまま剥がすのはためらわれた。
しかも剥がしたとしてもそれからどうすればいいのかわからない。
私はハサミでバッサリ派の人間なのでバッサリいった。
惜しみなくばっさりした。
あとから知ったのはハサミじゃなくてカッターを使うらしい。。。
ちょっと断面にあとが残ってしまったけど、私自身気になるレベルでないからセーフ。
黄色い箱の中にはCDが16枚入っている。
取り出したとき、その分厚さには心底驚いた。
これが....”歴史”......
朝方に届いて昼頃にはすべての取り込みが終了していた。
その間ブックレットを読んでいた。
かなり分厚い。滅茶苦茶びっくりした。
ブックレットはマットな質感、艶消し加工のようになっていて。ちょっと触ろうものならすぐに触った部分にあとが付く。もう触りたくないと思った。
中にはこれまでのP-Modelのアルバムの情報とか、未知の生命体、亞種音にまつわる中間レポートが記されていた。
前者は一読して頭にすんなり入ってくる。
しかし亞種音の中間レポートに関しては本当にわからない。
平沢進の文字世界は私の場合、たいてい一読した程度では理解できないことが多い。
しかし専門用語の多さが理解を邪魔する。もう全然わからない。
少しずつ理解を深めていくしかない。
取り込みが終了した。
なんだこの情報量。
ファンからすると極上のものだ。
一言でいうと「一言でいえない」だ。
これから18.5時間P-Modelに触れられるだけで幸せだと思った。
私の亞種音開封レポートはおおむねこんな感じ。
私の新鮮なウキウキを詰め込んだ缶のような日記になったかどうかは定かではないが、きっと読み返して楽しい日記にはなったと思う。
雨の日もこれさえあれば困らない。
またこんど!